最近テレビや雑誌など様々なメディアで目にする機会の多いコンブチャ。
モデルや女優など美容や健康に敏感な女性が積極的に取り入れている健康飲料ですが、実際にはどんなものなのでしょうか?
今回はコンブチャを飲んで得られるうれしい効果やその作り方などを調べてみました。
コンブチャとは?
コンブチャとは私たちの良く知る昆布茶とは全くの別物で、別名を「紅茶キノコ」という発酵飲料です。
もともとの発祥はモンゴルで、日本でも省は40~50年代に1度流行ったこともありました。
基本的には紅茶や緑茶に菌と砂糖を加えて発酵させて作るのですが、この時に加えられた菌がキノコのような見た目で「紅茶キノコ」と呼ばれるようになりました。
そんな「紅茶キノコ」がコンブチャと呼ばれるようになったのは諸説あり、酵母茶の聞き間違いや韓国語の菌=KOMと日本の茶=CHAが組み合わさったなど様々です。
コンブチャに含まれる成分
1.乳酸菌
ヨーグルトなどに含まれている乳酸菌は腸内で善玉菌の数を増やして腸内環境を整えていきます。
腸内環境が改善されると便秘が解消され、肌荒れやダイエットにも効果的です。
2.酵素
人が生きていくうえで欠かせない栄養素の酵素ですが、加齢とともにその数は減少していってしまいます。
酵素は体内で作り出すことができないため、食べ物から補う必要がありますが、なかなか普段の生活から必要な酵素を摂取するの大変です。
しかしコンブチャなら必要な酵素を手軽に補うことができ、体の酵素不足を補い、代謝酵素や消化酵素などを増やしていくこともできます。
3.ポリフェノール
抗酸化作用の高い栄養素で肌の老化を防ぎ、若々しさを保つために欠かせません。
また健康面でも活性酸素を除去し、より健康的な活き活きした毎日を過ごすことができます。
4.酵母
コンブチャにはトルラ酵母菌とパン酵母菌という2種類のプレミアム酵母が含まれています。
酵母は発酵して酵素を発生させます。
トルラ酵母菌はグルタチオンという成分を豊富い含み、活性酸素を取り除き、解毒作用でアルコールなどを体外に排出し肝機能を高めてくれる効果が期待できます。
パン酵母菌は体の燃焼やデトックスをサポートし、ダイエットや美容に高い効果を発揮します。
5.ビタミン、ミネラル、アミノ酸
市販のコンブチャを購入すればさらに普段不足しがちなビタミン、ミネラル、アミノ酸などの成分を効果的に補っていくこともできます。
普段乱れた栄養バランスを補い、さらに美容や健康面を効果的にサポートしていきます。
コンブチャを飲んで得られる効果
1.美容効果
酵素は普段消化酵素に優先されて使用されてしまいますが、コンブチャで酵素を補えば代謝酵素もきちんと補うことができ、代謝を促進することができます。
代謝が高まると日々の消費カロリーがアップして体は痩せやすく太りにくい体へと改善されていきます。
また代謝が高まることで肌のターンオーバーも促進され肌のニキビ跡や肌荒れ、シミなども新しい肌へと生まれ変わっていくことができます。
コンブチャは抗酸化力も高く、エイジングケアにも効果的で気になる肌の老化も防いでいくことができます。
さらにコンブチャに含まれているアミノ酸は肌や髪のもととなるたんぱく質を生成し、より健康的で美しい髪や肌を作っていくこともできます。
2.健康効果
酵素の力で消化・吸収を助け、代謝を高め、さらに乳酸菌が腸内環境を改善することで便秘を解消して毎日無理のない自然なお通じを促していくことができます。
体の中の不要な水分や毒素を排出することでむくみや冷えを解消し、下半身太りも改善していくことができますよ。
腸内環境を整えていくことで免疫機能を高め免疫力をアップさせることにもつながります。
そして昆布茶の持つ強い抗酸化作用から体を活性酸素から守り、炎症を軽減したり動脈硬化を予防したり、がんのリスクを抑えたりと様々な病気を防ぐこともできます。
さらにコレステロール値を抑えたり、ダイエットにも高い効果があるので、肥満気味の方は積極的に普段の生活に取り入れていくことをおすすめします。
コンブチャの作り方
コンブチャは自宅でも簡単に作ることができます。
コンブチャを自宅で作るには市販のコンブチャを使って作るか、紅茶キノコ菌を利用して作る方法があります。中でも最も簡単なのはコンブチャスターターキットを使った方法です。
手作りセットのようなものになっていて初めての方でも簡単に手作りのコンブチャを楽しむことができます。
- まずは紅茶を沸かして3~4分蒸らします。
- 次に砂糖を加え、混ぜながら完全に溶かして冷まします。
- 広口のガラス瓶に移して、キットに含まれているスコビー菌の液体をかき混ぜずにすべて入れます。
- 上からキッチンクロスかキッチンペーパーで蓋をしてゴムやひもで止めてほこりが入るのを防ぎます。
- このまま26~32度の環境において発酵が完了したら完成です。
さらに詳しい作り方は以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。